プロゲステロンとは?

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女性ホルモンの一つであるプロゲステロン(黄体ホルモン)は、 ステロイドホルモンの一種で、排卵後の卵胞が黄体化することによって分泌され、 子宮内膜を厚くして受精卵が着床しやすい状態にします。 妊娠後には胎児と子宮をつなげる「胎盤」からも分泌されます。 卵巣から分泌されるホルモンには「プロゲステロン」と「エストロゲン」があります。 この2つは妊娠ホルモンと呼ばれ、月経周期はエストロゲンとプロゲステロンの作用により 成り立っています。またプロゲステロンの役割は基礎体温の上昇や妊娠の維持作用、 乳腺の発育作用などもあります。

不妊治療の中の薬物療法としてプロゲステロンを注射する方法があります。 まず病院で血液中のプロゲステロン数値を測定し基準値に達しているか、 正常値であるかなどを検査します。 結果が基準値に足りない場合は妊娠しにくいとされ、過去に流産の経験がある人なども含め 黄体機能を維持するために膣坐薬や筋肉注射という方法でプロゲステロンを投与し、 数値を正常値にします。
不妊治療中は服用量や服用期間・時期などそれぞれのケースによって違います。 その際に副作用、特に胎児に影響する副作用を心配する人が多いようですが プロゲステロンの副作用は治療中まれに体がだるい、眠気などの症状になります。 エストロゲンと違い、人間の身体はプロゲステロンを過剰分泌しないため 副作用などの発症はきわめて低く、正しく処方された薬を医師の指示通りに使用する限り 副作用が発生するのはごく稀です。 プロゲステロンの適正測定日は黄体中期とされていて、以下が基準値・正常値です。
黄体期の正常値  2.0〜25.0ng/ml 卵胞期の正常値  0.1〜0.6ng/ml

プロゲステロンが低いとき

プロゲステロンは卵巣機能や副腎の機能に障害があると、 過剰に分泌されて正常値より高い数値になります。 生理がなかったり、排卵に異常があると正常値より低い数値となります。 卵巣機能が低下した時や、脳の下垂体に異常があった場合には分泌量が低下してしまいます。 アメリカではプロゲステロンを配合したクリームやプロゲステロンオイル・プロゲステロン錠が 一般的に販売されていて最近では日本でもネットショップなどで購入できます。 プロゲステロン数値の低下が更年期の症状の大きな要因であるとし、これらの商品は 更年期障害や骨粗鬆症に効果があり副作用もないとされています。 例えばプロゲステロンクリームは皮膚から吸収するクリームタイプなので、 経口摂取よりも肝臓への負担を軽減できるとされていますが、医学的根拠があるわけではありません。 ですので、病院で処方されるプロゲステロンとは区別が必要です。

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